妻殺害で起訴の元県議、裁判員裁判で無罪主張へ 弁護人「現場行っていない」【長野】

丸山大輔被告

妻を殺害した罪で起訴されている元県議会議員・丸山大輔被告について、弁護側は無罪を主張する方針を明らかにしました。

起訴状などによりますと、丸山大輔被告(49)は、県議在職中だった2021年、塩尻市の自宅で妻・希美さん(当時47歳)を窒息死させた罪に問われています。
裁判員裁判に先立ち、証拠や争点を絞り込む公判前整理手続きが20日から長野地裁で始まりました。
弁護人によりますと、丸山被告は出席せず、証拠と主張の整理をしたということです。
弁護人は「被告は犯行当時議員会館にいて事件現場には行っていない」と無罪を主張し、被告が犯人かどうかを争う考えです。
関係者によりますと、初公判は来年開かれる見通しですが日程は決まっていないということです。

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