今季好調のヴィラを支えるP・トーレスが今後の戦いを示唆「自分たちの目標に制限をかける必要はない」

写真:今夏アストンヴィラに加入し、スタメンに定着したパウ・トーレス

今夏、5歳から約21年間在籍していたビジャレアルを離れ、恩師ウナイ・エメリ監督が率いるイングランドのアストンヴィラへ移籍したスペイン代表DFパウ・トーレス。リーグ開幕戦こそタイロン・ミングスの負傷交代で途中出場だったものの、以降は17節ブレントフォード戦まで先発出場を続け、好調のチームを最終ラインから支えている。

そのP・トーレスはスペイン『Marca』のラジオ番組である『A Diario』に出演し、今季好調のチーム、そしてスペイン代表について言及している。

-首位浮上の可能性について「今週の目標はリーグ首位に立つことだ。ホームでは連勝を続けており、クリスマス前に首位に立つことが出来れば、それはチームが好調であるという何よりの証拠だ」

-チームレベル「ファンは自分たちが全てのチームに対し良い戦いができていると思っている。彼らは長年タイトル争いから遠ざかっていたこともあり、現状に満足していると思うよ。自分たちの目標はBig6が取りこぼし、自分たちがヨーロッパのコンペティションへの出場権を得ることだ。カンファレンスリーグ出場は既に達成した。次はそれ以上に自分たちをワクワクさせる、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグへの挑戦が目標だ」

-今後の戦い「エメリ監督は就任以降素晴らしい仕事をしている。今後も自分たちの目標に制限をかける必要はないし、全てのコンペティション、そして全ての相手にリスペクトを持ち戦っていくだけだ。どんなチームでも自分たちから勝ち点を得る実力を持っているからね」

-スペイン代表「直近の代表活動では幸運にもルイス・デラ・フエンテ監督の信頼を再び勝ち取り、代表に招集されている。結局、代表に行くことに慣れてしまうと、その価値を感じにくくなってしまう。自分は代表から遠ざかっていた時期があるから、今はよりその価値を感じている。監督からの信頼を継続して勝ち取るために今後もアピールを続けていかなくてはならない」

17節終了時点でリーグ戦は年内残り3試合となっており、首位アーセナルと1ポイント差のアストンヴィラが年内中に首位に躍り出る可能性は十分に考えられる。P・トーレス個人としても2024UEFAユーロへ出場するために、チーム内での活躍は不可欠だと言えるだろう。

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