インテル・マイアミは現地時間12月22日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと2024シーズンの契約を結んだことをクラブ公式サイトなどで発表した。背番号は「9」を着用する。
スアレスは今シーズン、ブラジルのグレミオに所属し、公式戦通算53試合に出場して26ゴール17アシストを記録。グレミオをカンピオナート・ガウショ(リオ・グランデ・ド・スル州選手権)優勝などに導き、ブラジル全国選手権ではMVPと最優秀ストライカーに選ばれるなどの活躍を見せた。
インテル・マイアミではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを始め、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツといったバルセロナ時代の盟友たちと再会することになる。
インテル・マイアミのホル・ヘ・マスCEOは、クラブ公式サイトにて次のような声明を発表している。
「ワールドクラスのストライカー、ルイス・スアレスをクラブに迎えられることをうれしく思う。ルイスは熾烈な競争者であり、勝利への意欲は我々が選手に求めるものを体現している。我々はアメリカ大陸のトップレベルで戦えるチームを作るために、世界最高の選手を追い求めることをファンに約束していた。ブラジルで数々の賞を獲得したルイスは、我々のチームに加わる重要な存在になるだろう」
また、共同オーナーを務めるデイヴィッド・ベッカム氏も「ルイスのようなクオリティーの高さとゲームへの情熱を持った選手が当クラブに加入することをうれしく思う。我々は彼が元チームメート(メッシら)やアカデミー出身の若い選手たちとともにピッチに立つのを楽しみにしている」と語っている。
一方、スアレス自身は移籍の喜びを次のように明かしている。
「インテル・マイアミとの新たな挑戦に取り組むことができて非常にうれしく思うし、興奮している。スタートを切るのが待ちきれない。この偉大なクラブで、さらに多くのタイトルを獲得するという夢を実現させるための準備はできている。素晴らしい友人や選手たちとの再会を楽しみにしているし、新しいチームメートやコーチングスタッフに会えることも楽しみだ」
インテル・マイアミは2024年2月7日、国立競技場でヴィッセル神戸とのプレシーズンマッチを戦う。そこにスアレスの姿があるかどうか、期待が高まる。