愛好家も手本とする「逸品」揃う・日本盆栽逸品展が宇都宮で開催・25日まで

愛好家たちが手本とするような、一級品の盆栽が並ぶ展示会が、宇都宮市で22日から始まりました。

今年で27回目を迎える「日本盆栽逸品展」です。盆栽の魅力を広く知ってもらおうと毎年開かれていて、会場には栃木県内外の愛好家たちが育てた作品30点が展示されています。

展示会の名前の通り、愛好家も手本とするような「逸品」がずらりと並びます。このうち、このサツキの盆栽は、業者が出品するサツキ部門の展示会で1位となった作品です。枝の先が繊細に伸びていて、時間と手間をかけて育てられていることが分かります。

マツの作品は幹が倒れるように横に伸び、白く枯れていて、「自然の厳しさそのもの」を表現しています。また、会場には福田 富一知事の作品も特別展示されています。

訪れた人は、自然からそのまま切り取ったような情景を楽しんでいました。

展示会は12月25日まで、県総合文化センターで開かれています。

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