23日、2023-24 WEリーグ第6節の4試合が各地で行われた。
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場では8位ちふれASエルフェン埼玉vs9位ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが行われ、0-1でアウェイの千葉Lが勝利を収めた。
EL埼玉は10日の第5節日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦、17日の皇后杯5回戦大宮アルディージャVENTUS戦と、2試合連続無失点中だったが、攻撃陣が応えられず。
両者無得点のまま推移したゲームは85分に動く。千葉Lは左深い位置から大澤春花が折り返し、千葉玲海菜が合わせると、一度は金平莉紗に阻まれるも、こぼれ球を自ら蹴り込み、これが決勝点に。なでしこジャパンの一員としても活躍する千葉玲海菜の今季初ゴールで、千葉Lがリーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。
相模原ギオンスタジアムでは最下位のノジマステラ神奈川相模原と11位マイナビ仙台レディースが顔を合わせ、0-2でマイ仙台が勝利を収めた。
マイ仙台は早々の9分に中島依美が際どい右足でのシュートを放つと、19分に先制点を奪取。長い対角のフィードで左サイドの裏を取ると、高平美憂のマイナスのパスから遠藤ゆめが左上隅を射抜いた。
育成組織出身18歳のWE初ゴールで試合を動かしたマイ仙台は、42分に追加点を挙げる。またも左のハイサイドを取って高平がグラウンダーで折り返すと、中央の廣澤真穂の奥から中島が合わせてネットを揺らす。
対するN相模原は前半終了間際に榊原琴乃の左足シュートがクロスバーを叩き、後半も攻勢を強めるが、平田ひかりの一対一はGK松本真未子に阻まれ、下山莉子のヘディングも右ポストに。逃げ切ったマイ仙台が開幕戦以来となる5試合ぶりの3ポイントを手にし、N相模原は未勝利のまま2023年を終えることとなった。
そのほか、アルビレックス新潟レディースは2-1で大宮アルディージャVENTUSを下し、INAC神戸レオネッサは3-1でセレッソ大阪ヤンマーレディースに逆転勝ちを収めている。
ちふれASエルフェン埼玉 0-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
【千葉L】
千葉玲海菜(85分)
ノジマステラ神奈川相模原 0-2 マイナビ仙台レディース
【マイ仙台】
遠藤ゆめ(19分)
中島依美(42分)
