全国高校駅伝、京都で24日号砲 神奈川勢は相洋、白鵬、東海大相模の3校「最後まで楽しみたい」

本番前日にレースへ意気込んだ(左から順に)県代表の白鵬女子、男子・相洋、女子南関東代表の東海大相模=京都市内

 男子第74回、女子第35回全国高校駅伝は24日、京都市のたけびしスタジアム京都発着コースで行われる。23日には出場校の区間オーダーが発表された。開会式に参加した神奈川代表の男子・相洋(3年ぶり2度目)と女子・白鵬女子(3年連続16度目)、女子記念大会枠の南関東代表・東海大相模(初出場)の各主将が抱負を語った。

 20位以内を目標に掲げる相洋の1区は県大会区間記録を更新した2年秋山。2区は駅伝主将の2年小松が入った。3区以降は馬場、1年上出、船津がつなぐ。6、7区は川口と畑中の両1年生が担う。補欠登録となった主将若林は「相洋の名にふさわしい走りをしてほしい」と仲間へ思いを託す。

 昨年5位入賞の白鵬は、前回1区5位のエース古田島がスターターとなる。2区に2年勝呂が入り、3区は1年村井、4区の1年沼田は初エントリー。5区はケニア人留学生のジェシンタに託す。古田島は「6人全員が走ってもいいぐらい一番良い状態。最後まで楽しみたい」と笑顔だった。

 関東大会5位入賞の東海の1区は、今夏の全国総体3000メートル日本人トップの近藤。2区以降は2年菅野、横山、2年森、1年増尾のいずれも9分台のランナーを並べた。県勢初の1区トップを狙う近藤は「自分の走りが目標の20位以内への鍵となる。先頭でたすきをつなぎ、2区以降に勢いをつけたい」と意気込んだ。

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