マロッタ氏がクアドラードの代役探しを明言「新しい選手の動向を注視している」

[写真:Getty Images]

インテルのリクルート活動を統括する最高経営責任者(CEO)ジュゼッペ・マロッタ氏が、コロンビア代表MFフアン・クアドラードの代役を探していることを明かした。

今季からインテル入りしたクアドラード。ここまで公式戦9試合に出場して2アシストをマークする35歳のウィンガーだが、アキレス腱の炎症と付き合いながらのプレーを強いられている。

12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・ソシエダ戦ではフル出場したが、このタイミングで手術を受けるため、最低でも3カ月の離脱見込みとの報道が飛び出している。

23日に行われたレッチェ戦の前に行われたインタビューでマロッタCEOは、具体的な選手名こそ避けたが、クアドラードの代役探しに動いていることを明かした。

「今は(ピエロ・)アウジリオSD、(ダリオ・)バッチンGM、私の3人で新しい選手の動向を注視しているところだ。確かに、そのポジションは我々が補いたいポジションだ」

「クアドラードの負傷で空きができたので、このまま何もしないわけにはいかない。1月の段階で我々が優位に立てるチャンスが常にあるとは限らない。しかし、適切な対策を見つけ、それを継続していく必要がある。大きな投資はできないが、問題は解決できるだろう」

なお、インテルは以前からクラブ・ブルージュのカナダ代表FWタジョン・ブキャナン(24)に関心を示しているが、『フットボール・イタリア』によればマンチェスター・シティも獲得に興味を示しており、今後熾烈な争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。

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