【2023 MLB 好プレー & 珍プレー③】鈴木誠也がベンチで泣いた! 笑った!

前回まではMLBが選んだ今季の「好プレー」を紹介してきたが、今回はMLBが「TOP 10 FUNNIEST MOMENTS OF 2023」と題して選出した珍プレーを紹介する。まずは、10位から6位のなかで気になるプレーに注目してみた。

TOP 10 FUNNIEST MOMENTS OF 2023
1位 「今度は触ってないよ」 お騒がせファン
2位 レッドソックスファンの兄弟の悲喜こもごも
3位 ヤンキースのラジオ実況アナの災難
4位 ケビン・スミスが「ソーハンマー」を破壊
5位 大谷翔平の礼儀正しいタッチプレー
6位 試合中に巨大な飛行物が出現
7位 アドリス・ガルシアが打席で側転
8位 鈴木誠也がベンチで号泣!?
9位 スタンドで始まったホットドッグ早食い競争
10位 J・T・リアルミュートの投球素手キャッチ

10位にランクインしたのは、フィリーズの捕手、リアルミュートの珍プレーだ。

日本時間6月13日に自身初のサイクル安打を達成した、打ってよし、守ってよし、そして走ってよしの捕手であるリアルミュート。7月22日に行われたガーディアンズ戦の3回二死1塁、フルカウントからの7球目、投球前にタイムがかかったが、ギャビン・ウィリアムスは動作を止められず、力を抜きながらそのまま投球。リアルミュートは身体に向かってくる力のないボールを左手でダイレクトキャッチし、何事もなかったかのような顔で相手捕手にボールを手渡した。捕手ならではのプレーに、ベンチでも笑いが起こった。ちなみにこの投球はノーカウント。

8位はメジャー2年目、鈴木誠也の爆笑顔芸だ。

後半戦初のベンチスタートとなった8月2日のレッズ戦、三塁線のファウルボールをキャッチしたニック・マドリガルが捕球した勢いで自軍ベンチ前まで進むと、前列に座っていた鈴木にボールを手渡した。次の瞬間、隣のウィリー・ハリス三塁ベースコーチにボールを強奪され、鈴木は泣き顔に。ボールが返されて笑顔になる顔芸にはハリス・コーチも大爆笑だった。

7位は、2016年にキューバ代表の派遣選手として巨人で4試合に出場した経験もあるレンジャーズのアドリス・ガルシアが披露した側転だ。

10月17日、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で死球を避けようと足を後ろに引くと、勢い余ってベース付近に手を付き、そのまま側転。結果は死球となり、一塁ベース上では苦笑いだった。

次回は大谷翔平も登場するトップ5から注目シーンをじっくりお見せするのでお楽しみに!

The post 【2023 MLB 好プレー & 珍プレー③】鈴木誠也がベンチで泣いた! 笑った! first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.