オシムヘン代理人、ナポリとの契約延長を語る「もし去りたければ、そう言っていた」

写真:ナポリと契約延長を果たしたオシムヘン

多くのビッグクラブから注目を集めていた、ナイジェリア代表でナポリのFWヴィクター・オシムヘンがナポリとの契約延長に合意した。

2025年6月まで結んでいた契約は、さらに1年間延長した2026年6月までの契約延長を果たした。イタリアのウェブサイト『Football ITALIA』によると、契約解除金は1億2000万ユーロ(約191億円)から1億3000万ユーロ(約201億)の間に設定されているという。

オシムヘンの代理人を務めるロベルト・カレンダ氏は「交渉は長いマラソンだった」と語り、契約延長を果たした喜びを以下のように続けた。イタリア紙『Corriere dello Sport』が報じている。

「この契約延長は全員が満足している。昨シーズンのリーグ戦で最高潮に達したこのストーリーを続けることが全員の願いだった。選手(オシムヘン)は大きな愛着を示し、ナポリは彼との契約を勝ち取るためにあらゆる手を尽くした」

「今シーズンはケガをしたにもかかわらず得点を決めている。彼がナポリを33年ぶりの優勝に導いたことは忘れてはいけない。チームメートと一緒に信じられないほどのものを作り上げた」
 

オシムヘンは、昨季ナポリをスクデット獲得に導き、今シーズンはここまで公式戦18試合に出場し、8ゴール3アシストを記録している。チェルシーなど多くのビッグクラブから関心を寄せられ移籍の噂をされていたが、契約延長をしたことでひとまずナポリでのプレーに集中できそうだ。

「ヴィクターはナポリで非常にいい成績を収めており、チームを可能な限り上位に引き上げたいと考えている。彼は常にそう言い、ピッチ上でそれを表現してきた」

「私は代理人であり、彼にとっての最善を望んでいる。たくさんのオファーが届いたが、私たちは契約延長を望んでおり、デ・ラウレンティス会長も引き止めたいと考えていた。もし、(ナポリから)去りたければ、そう言っていただろう」

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