ビジャレアル前指揮官のセティエン氏にベシクタシュが接触?

[写真:Getty Images]

9月にビジャレアルを解任されたキケ・セティエン氏(65)に、ベシクタシュが関心を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

現役引退後に古巣であるラシン・サンタンデールで監督キャリアをスタートさせたセティエン氏。その後、赤道ギニア代表やログロニェス、ルーゴ、ラス・パルマス、レアル・ベティス、バルセロナなどで指揮。

2022年10月にアストン・ビラの監督に就任したウナイ・エメリ監督の後任としてビジャレアルの監督に就任。昨季はラ・リーガを5位で終え、ヨーロッパリーグ出場権を獲得。しかし、開幕4試合を終えて1勝3敗の15位と低迷すると、9月5日に解任が発表されていた。

現在までフリーの状態が続いているセティエン氏だが、3年ぶりのタイトル獲得へ巻き返しを狙うベシクタシュが同氏の招へいに関心を示しているようだ。

昨年10月から指揮したシェノール・ギュネシュ前監督が、今年10月に退任したベシクタシュは、11月にリザ・ジャリンベイ監督が就任したが、UEFAカンファレンスリーグ敗退に加え、リーグ戦連敗を喫したことで、21日に電撃解任。わずか公式戦7試合で、その座を退くこととなった。

現在、クラブはセルダル・トプラクテペ氏を暫定指揮官に据えているが、できるだけ早い段階での後任指揮官招へいに動いている。そして、現時点でのトップターゲットが前ビジャレアル指揮官だという。

なお、すでにベシクタシュとセティエン氏の話し合いは行われており、両者の合意が得られれば、セティエン氏が巻き返しを狙うシーズン後半戦の指揮を執ることになる。

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