千葉雄大が「アクターズ・ショート・フィルム」で監督として2作目! 仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンは初挑戦

WOWOW開局30周年を記念して行ったプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」の第4弾が決定。千葉雄大仲里依紗福士蒼汰森崎ウィンが、それぞれ監督業に挑戦することが分かった。今回制作される作品は、同局で2024年に放送・配信される。

「アクターズ・ショート・フィルム」は、予算・撮影日数など同条件で俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6000本超のショートフィルムが集まる、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」のグランプリ“ジョージ・ルーカスアワード”を目指す。

今回、メガホンを取るメンバーの中で、唯一二度目の挑戦となる千葉は、21年に同プロジェクトに参加した際の「あんた」で、主演の伊藤沙莉が「SSFF&ASIA2022 ベストアクターアワード」を受賞。カナダのバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルにノミネートされるなど、快挙を達成しており、今回も期待が高まる。

「二度目ということで、慣れたかと思いきや、生み出す大変さは変わらずありました。でも、前回ご一緒したスタッフの皆さまも多く、助けていただきながら楽しく撮影できたと思います。脚本もまた書かせていただけましたし、すてきなキャストの皆さまにもご参加いただけたので、続報を楽しみにしていただけたら幸いです」と、千葉は二度目の余裕を見せた。

1児の母でもあり、現在はYouTubeチャンネルやアパレルブランドのプロデュースまでも手掛ける仲は「私には全くご縁のないお仕事かと思っていましたが、まさかのお話をいただき、挑ませていただくことになった映画監督。監督業はもちろん、原案を考えることも初めての経験だったので、スタッフの皆さんとの打ち合わせは毎回緊張しながら臨んでいました。そして考えるだけではなく、文字を形にしていく作業や、イメージを具体化していく行程が本当に難しかったです」と振り返る。さらに「そんな中で、私がずーっと大好きな方、お仕事をご一緒させていただきたいと思っていた方々をキャスティングできたことがとてもうれしくて、今回の初挑戦における大きなパワーとなりました。『監督ってここまで確認することがあるんだなあ…』と毎回驚き、これからはより一層、監督のおっしゃることは全部聞こうと思いました!」と気付きもあったようだ。

さらに、今年は念願の海外進出を果たし、24年1月21日スタートの主演ドラマ「アイのない恋人たち」(テレビ朝日系=ABCテレビ制作)の放送を控える福士は、「いつか挑戦できればと思ったこともある監督業でしたが、その大変さを近くで見てきたせいか、いつの間にか気持ちが離れていたように思います。しかし、今回お話しをいただき『今しかない!』と自分を奮い立たせて、監督を務めるほか、脚本の執筆にも臨みました。監督という立場で見る現場は新しい景色ばかりでしたが、心を一つに作品を作り上げることの感動を知り、貴重な経験になったと心から感謝しています」と思いを伝える。続けて「役者と演出の調和により増していく深みや、ほんの少しのアングルの違いで変わる伝わり方など、さまざまな気付きを得ることができました。皆さんに支えていただいたおかげで、初監督ながら自分らしく演出できたかと思います」と手応えを明かしている。

そして、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」(18年)でハリウッドに進出し、歌手としてもメジャーデビューを果たした森崎は、「ずっと待っていました! 『アクターズ・ショート・フィルム』に参加したくて仕方なかったのですが、今回かなって本当にうれしいです!」と声を弾ませ、「ずっと作りたかったミュージカル映画を思うがままに作ってみました。携わってくださったスタッフの皆さま、作品にご出演してくださったエキストラさんを含むキャストの皆さま、本当感謝しております。ご視聴される皆さまのもとに届く日が待ち遠しいです。ぜひよろしくお願いします」とアピールしている。

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