初級・中級は2月4日、上級は3月3日に実施 第14回「やまぐち歴史・文化・自然検定」

 第14回「やまぐち歴史・文化・自然検定(山口検定)」の受験者が募集されている。初開催は2008年で、以来毎年実施されてきたが、コロナ禍で2年間は中止に。昨年の第13回は、3年ぶりの開催だった。

 

 ①山口ファンなら誰でも受けられる初級(40分、1500円)、②初級合格者および①との併願受験者のみ受験できる中級(80分、2000円)、③中級合格者のみが受験できる上級(90分、2500円)とに分かれている。①は公式問題集から択一式の100問を解答、②は公式問題集および公式テキスト「やまぐち本」からの択一・記述式の100問を解答、③は山口市の歴史、文化、史跡、人物等の幅広い分野から記述式で100問解答する。①②③とも80問以上正解すれば合格だが、①②併願の場合は、②の合格条件として①の合格が必須となる。

 

 試験日は、①②が2月4日(日)で、③は3月3日(日)。開始時間は、①が午前9時半、②が11時、③は10時。いずれも会場は山口商工会議所(山口市中市町1)だ。

 

申し込み・問い合わせは、主催の同商議所(TEL083-925-2300)へ。締め切りは、①②が1月24日(水)で、③は2月21日(水)。ウェブサイト(https://www.yamacci.or.jp/kentei/)にも詳しい情報が掲載されており、申し込みも可能だ。

 

 合格者には合格証が進呈される。さらに②の合格者には「県立美術館メンバーズクラブ」の年間会員資格が、③の合格者には大内塗ピンバッジが贈られる。

 

 これまでの延べ受験者数および合格者数は、①が1502人・1199人(合格率79.8%)、②が452人・276人(同61.1%)、③が276人・25人(同9.1%)。「山口市内に長く住んでいる人はもちろん、転勤等で引っ越してきたり、観光関連の事業所に勤務している人など、本試験に挑戦することで、あらためて地域を知るきっかけにしてほしい」と同商議所。

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