ボヌッチのローマ加入迫る…代理人現地入りで近日中に交渉完了へ

ボヌッチがモウリーニョと共闘へ[写真:Getty Images]

ウニオン・ベルリンのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)のローマ加入が近づいているようだ。

今冬の移籍市場でセンターバックの補強を最優先事項とするローマは、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)遵守を意識しつつ、同ポジションに1人か2人の新戦力の補強を目指している。

そういったなか、先日に獲得交渉がスタートしたとされるベテランDFの交渉がここにきて大きく進展。ウニオンは今冬のフリートランスファーでの放出を受け入れる構えで、ローマとボヌッチは今シーズン終了までの短期契約での交渉を進めているという。

そして、イタリア『カルチョメルカート』など複数メディアによると、現在ボヌッチの代理人はローマとの契約の詳細を詰めるために現地入り。ここではサラリーやボーナスについて話し合われている模様だ。

ただ、ユーロ2024出場を視野に母国で定期的な出場機会を求めるボヌッチの思惑に加え、ジョゼ・モウリーニョ監督らローマサイドも百戦錬磨の守備者の加入にゴーサインを出しており、今後数日以内に交渉が完了する可能性は高いという。

紆余曲折はありながらも長らくユベントスの主力DFとして活躍したボヌッチは、クラブとの確執もあって昨シーズン限りで退団。そして、今シーズンからウニオンに加入。

ここまで公式戦10試合に出場しているが、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)でのグループステージ最下位での敗退に加え、DFBポカール早期敗退、ブンデスリーガでも15位に低迷するチームにおいて個人としても苦しい日々が続いていた。

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