2023年シーズンに達成されたマイルストーン MLB公式サイトが特集

MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、2023年シーズンに達成されたマイルストーンを紹介する特集記事を公開した。10項目(13選手)が取り上げられており、そのなかには大谷翔平が達成した「40本塁打&10勝」も含まれる。ラングス記者は「同じシーズンに打者として40本塁打以上を放ち、投手として10勝以上を記録した史上初めての選手だ。10勝した選手による最多本塁打は2022年の大谷の34本が最多だった。それ以前では、1918年のベーブ・ルースの11本が最多だ」と大谷の偉業を紹介している。

今季を代表するマイルストーンといえば、ロナルド・アクーニャJr.が達成したシーズン40本塁打&70盗塁だろう。「40-70」は長いMLBの歴史のなかでも初の快挙。ラングス記者は「41本塁打は1番打者によるメジャー新記録であり、73盗塁は近代野球におけるブレーブスの球団新記録だった」とアクーニャJr.が残した成績の偉大さを補足している。

アダム・ウェインライトが達成した通算200勝も今季を代表するマイルストーンの1つだ。昨季終了時点で195勝だったウェインライトは、苦しみながらも4つの勝利を積み重ね、200勝の大台にリーチ。日本時間9月19日のブリュワーズ戦で最後の力を振り絞って7イニングを無失点に抑え、通算200勝を達成したが、その試合が現役最終登板となった。

クレイグ・キンブレルとケンリー・ジャンセンはともに通算400セーブを達成。日本時間5月11日にジャンセンが史上7人目、同5月27日にキンブレルが史上8人目の快挙を成し遂げたが、偶然にも対戦相手はともにブレーブスだった。両投手ともブレーブスでのプレー経験があり、古巣を相手に快挙を達成したことになる。

ラングス記者は、ほかにミゲル・カブレラが通算安打で歴代16位まで浮上したこと、ヨーダン・アルバレスとフェルナンド・タティスJr.が歴代5位と6位のスピードで通算100本塁打を達成したこと、マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーが通算奪三振で歴代11位と12位タイに浮上したこと、ムーキー・ベッツとアクーニャJr.が1番打者のシーズン打点記録で1位と2位にランクインしたこと、コービン・キャロルが新人で「20-50」を達成したこと、フリオ・ロドリゲスがメジャー1年目から2年連続で「25-25」を達成したことを紹介している。

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