第102回全国高校サッカー選手権は28日開幕し、代表48校(東京は2校)が首都圏9会場で頂点を争う。岩手県代表の遠野(3大会ぶり30度目)は、31日の2回戦で前回4強の大津(熊本、3大会連続20度目)と対戦。持ち味の堅守から流れを引き寄せ、7大会ぶりの1勝を目指す。さいたま市の埼玉スタジアムで午後2時10分キックオフ。
遠野は粘り強い守備を基盤に勝ち上がった。県大会は4試合無失点。決勝の専大北上戦はMF陣が厳しい寄せでピンチの芽を摘み、終了間際のチャンスを生かして1―0で勝った。
大津は前々回準優勝、前回4強の強豪。攻撃力が高く、熊本県大会3試合で10得点だった。