マンチェスター・ユナイテッドOBロイ・キーン氏が同OBウェイン・ルーニー氏との関係を語る「彼とは気が合わなかった」

写真:ユナイテッドOBのキーン氏がルーニー氏らとの当時の関係を語った ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏が、自身と同クラブOBのウェイン・ルーニー氏との現役の頃の関係性を語った。イギリス『ミラー』が報じている。

サー・アレックス・ファーガソン氏の指揮下でマンチェスター・ユナイテッドは黄金期を迎えた。そのユナイテッドの主将としてチームを引っ張ってきたキーン氏は、ルーニー氏とは気が合わなかったという。

キーン氏はイギリス『スカイ・スポーツ』の番組『ザ・フットボール・ショー』でこう語った。

「言い争いはなかったよ。俺はラグビー・リーグ(13人制ラグビー)が好きで、そう、誰かがチャンネルを変えたんだ。でもそれについて言い争うことはなかった。翌日、朝食を食べに行ったらウェインが『リモコンは見つかったか?』と言ってきた」

「彼と親しかったわけではないが、嫌いだったわけでもない。ただ、彼とは波長が合わないし、雑談の仕方も違うし……リモコンを隠すのが彼の雑談の仕方なら、俺とは合わないね」

また、キーン氏はユナイテッドでの最後のシーズンの日々で、チームメートと心の関係を築くことに苦労したと明かした。

「最後の頃は、何人かと話が合わないなと感じた。彼らの冗談やユーモアが分からない。俺はほとんど誰とも会話しなかった。俺は少し不機嫌で、ちょっと古臭い人間だったのかもしれない」

「ウェインやリオ(ファーディナンド)とは話が合わなかった。おそらく個人的な問題だったんだろう。彼らは素晴らしい選手だったし、一緒にプレーできたのは嬉しかった。でも彼らと談笑したり、コーヒーを飲んだりするのは…?いや、忘れてくれ」

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