【10代からシニアに調査】2023年・2024年年末年始の過ごし方と2024年に期待していること

2023年はWBCで日本が世界一を奪還したものの、物価高に悩まされたり悲しいニュースを聞いたりと悲喜交々な一年だったといえます。そんな2023年も残りわずか。年末年始はどのように過ごすのでしょうか。

LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」では、全国の13歳~79歳の男女を対象に「年末年始の過ごし方や来年への思い」について調査を実施しました。

10代から70代シニアに聞いた「年末年始の過ごし方」

年末年始の過ごし方TOP10、1位は「年越し蕎麦を食べる」

はじめに、年末年始はどのように過ごす予定なのか聞いたところ、総合1位は「年越し蕎麦を食べる」でした。昨年に引き続きの1位です。2位以降は「お雑煮を食べる」「初詣に行く」「おせち料理を食べる」が3割台で続きました。また、昨年2位だった「紅白歌合戦を見る」が5位に下降する結果となりました。

年代別・年末年始の過ごし方TOP5

年代別にみると、10代は「お年玉をもらう」が約5割、「紅白歌合戦を見る」が約4割、「おみくじを引く」が約3割という結果に。他の年代に比べて高く、特に女性10代は男性10代に比べてこれらの項目の割合が高い結果となりました。

また、「年越し蕎麦を食べる」「お雑煮を食べる」「おせち料理を食べる」は年代が上がるにつれ割合が高い結果に。30代以上では「年越し蕎麦を食べる」が4割以上50代以上では5割台後半と高め。また「お雑煮を食べる」や「おせち料理を食べる」も4割台と高くなりました。

5位以内には入らなかったものの、50代以上では「年賀の挨拶をハガキで送る」や「玄関にお正月飾り (門松/しめ縄・しめ飾り) を飾る」「鏡餅を飾る」などが他の年代に比べて割合が高く、2割台でした。

10代から70代シニアに聞いた「2024年はどんな年になると思う?」

2024年はどんな年になると思うか聞いたところ、【よい年になると思う】(「とてもよい年になると思う」「よい年になると思う」「ややよい年になると思う」の合計)と回答した人は59%と半数越えに。昨年から3ポイント上昇しました。

年代別に見ると、10~30代では【よい年になると思う】という割合が40代以上よりも高く6割台。その中でも、10代では「とてもよい年になると思う」の割合が他の年代よりも高く2割超でした。

しかし、悲観的な声も寄せられています。以下が「悪い年になると思う人の理由」のコメントです。

・税金が上がり続けお金が貯まらないから(男性24歳)
・子育ても仕事も大変になるから(女性33歳)
・地球温暖化や物価高騰等(男性43歳)
・問題が山積みだし戦争も終わる気がしない(女性65歳)

2024年に期待していること男女年代別TOP5

2024年に期待していることについても聞くと、全体では「日本経済の回復」が1位となり4割超。2位には「新型コロナウイルスの収束」、3位には、「異常気象の改善」がランクインしました。

「日本経済の回復」は男女年代別で見ても全年代で1位に。また、年代が上がるにつれて割合も高くなる傾向にありました。また、男女ともに10代では「新デザインの紙幣」が5位以内に入りました。

今年注目された生成AI技術の発展」は男性10~20代で4位に。男性50代以上では「アメリカ大統領選挙」が5位にランクインしました。男性20~30代では、2024年から新たに始まる「新NISA制度」も3位以内にランクインしています。男女ともに30~40代では、「児童手当の充実」が3位以内で、女性30代では3割超え。時代を物語る結果となりました。

女性50代以上では、「新型コロナウイルスの収束」「異常気象の改善」「新型コロナウイルスの治療薬の開発/普及」の割合が他の年代に比べて高くなっていました。

以上、「LINEリサーチ」の調査結果をご紹介しました。来年は今年以上に良い年になることを祈るばかりです。

本年も「おとなの住む旅」をご愛顧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

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