インフルエンザ流行中 年末年始の注意点を医師に聞く

 インフルエンザなどの感染症が流行する中、人の移動が盛んになる年末年始を迎えます。多くの医療機関が休診となるこの時期に注意すべきことを宇都宮市にあるクリニックの医師に聞きました。

 栃木県内では季節性インフルエンザが依然、警報レベルと猛威を振るい新型コロナウイルスの感染者も増加傾向にあります。

 宇都宮市にあるさくらがおかクリニックでは、今月(12月)、多いときで1日10人ほどが発熱やのどの痛みなどを訴えて診察に訪れ、検査の結果、約5割がインフルエンザと診断されたということです。

 そのうえで、新年会や旅行などで混雑する場所に出かける際は状況に応じた感染対策をしてほしいと話します。

 また、多くの医療機関が休診となる年末年始に発熱した場合などは、それぞれの地区にある休日当番医などに事前に指示を仰いでから受診するかを決めてほしいということです。

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