沖縄、再びインフルエンザ流行注意報 12月に警報解除したばかり

 沖縄県は28日、県内全域にインフルエンザ流行注意報を発表した。12月18日~24日の1週間に報告された1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者数が11.20人となり、注意報を発表する基準の「10人」を超えたため。県内は12月上旬にインフルエンザ流行警報が解除されたばかりだった。

 18日~24日は、県内6保健所全てで前週より感染患者が増加した。地域別で最も多かったのが八重山で24.33人、那覇市14.33人、南部9.79人、中部9.69人、宮古9.25人、北部6.20人。八重山は流行警報を発表する基準の「30人」に迫る勢いで拡大している。

 同期間に県内2施設で学年閉鎖、8施設で学級閉鎖があった。

 県は例年1~2月にインフルエンザの流行がピークを迎えるとして、手洗いやマスク、予防接種などの感染予防策を呼びかけている。

(資料写真)病院

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