ヴィッセル神戸は28日、MFバーリント・ヴェーチェイ(30)の退団を発表した。
ヴェーチェイは現役のハンガリー代表選手。今年9月に母国クラブのフェレンツヴァーロシュからJリーグ挑戦を果たしたが、出番が巡ってこず、チームが初優勝を成し遂げたJ1リーグでは2試合の途中出場に終わり、プレータイムも22分間にとどまった。
本領を発揮できるほどの時間もなく、退団が決まったヴェーチェイはクラブの公式サイトで感謝の思いを綴った。
「ヴィッセル神戸サポーターの皆さん、私を温かく迎えてくれ、応援し続けてくれたことに感謝しています。このチャンスをくれたクラブ関係者の皆さんにも感謝していますし、何より歴史的なタイトルを獲得できたチームの一員であったことに誇りを感じています。短い期間ではありましたが、たくさんの素晴らしい仲間たちとの出会いがありました。来シーズン以降も、ヴィッセル神戸に関わる全ての人の幸運を祈っています」