名護が10年ぶり16強 38-21で城東に勝利 元日に東福岡と3回戦 全国高校ラグビー

名護ラグビー部

 第103回全国高校ラグビー大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦が行われ、2年連続21度目出場の名護が城東を38―21で下し、10年ぶりに16強入りを果たした。3回戦は1月1日午後2時45分から前年王者・東福岡と戦う。

 名護は前半1分、モールから押し込み、最後は宮里快一が左中間にトライを決めて先制。同7分にはスクラムからパスをつないで新里心惟、同16分には再び宮里が中央にそれぞれトライを奪い、21―0とリードした。

 しかし、城東に2トライを許し、21―14で迎えた後半1分にもトライとコンバージョンキックを決められて同点に追い付かれた。その直後の同4分、素早い展開から交代したばかりのピニラ・ハンスがトライ。同17分には宮里が個人技から再びトライを決め、同23分、屋部樹志主将が敵陣10メートル付近からペナルティーゴールを決めて突き放した。

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