大みそか恒例のそば献穀祭「五穀豊穣を願う」 栃木県護国神社

 宇都宮市の神社では、31日に五穀豊穣を願う大みそかの恒例行事が行われました。

 朝、降っていた雨が上がり気持ちの良いお天気となった宇都宮市の栃木県護国神社では、大みそか恒例のそば献穀祭が行われました。

 神社には五穀豊穣の神をまつる「粉穀宮」が鎮座していて、参拝者はコメ1升を奉納し、それと引き換えに手打ちそばを分けてもらいます。

 原料のソバの実は、神社の畑で収穫されたもので、訪れた人が実際に石臼で挽きます。

 今年(2023年)は、新型コロナが5類になったため、去年(2022年)よりも多くの人が集まり、参拝者はこの1年を振り返りながら新しい年への願いを込めて石臼を挽いていました。

 奉納されたコメは、節分の恵方巻に使われます。

© 株式会社とちぎテレビ