ローソン、地域限定・コラボ商品が活性化 エリア体制強化で地産地消にも貢献

ローソンは全国8カ所でエリアカンパニー制を敷き、エリア限定商品や人気店コラボなどを積極的に打ち出し、地産地消にも貢献している。

同社は2022年に北海道と近畿でエリアカンパニー制を先行導入。23年、全国に拡大して品揃えと在庫を強化している。

全国8カ所のエリアカンパニーのもとに営業部、開発部、商品部、エリアサポート部を設置。本社決裁を通さず意思決定のスピードが高まることで、各エリア特性に応じた商品開発や地域食材の活用など「地域密着×個客・個店主義」の進化を目指している。

直近の進捗状況について竹増貞信社長は「各地のお客様の価値観やニーズの多様化へのきめ細かな対応を進めるとともに、地元食材や人気店とコラボした商品の開発・販売などを通じて地産地消に貢献している」と語る。

© 株式会社食品新聞社