【2024年版】SOTO(ソト)のバーナーを全機種比較!魅力を徹底解剖

新富士バーナー株式会社が展開するブランドである「SOTO」は、洗練されたデザインと高い機能性の製品を展開しており、日本を代表する人気アウトドアブランドです。中でもバーナーは根強い人気を誇っていますが、さまざまな種類がラインアップされているため、どのバーナーを選ぶべきか迷ってしまう方も多いはず。そこで本記事では、SOTOのバーナーについて、選び方のポイントやおすすめのバーナーを紹介します。

SOTO(ソト)とは何か?

編集部撮影

SOTOとは、新富士バーナー株式会社が展開するアウトドアブランドです。新富士バーナー株式会社は1978年の創業以来、バーナーやランタン、トーチなど、燃焼器具を中心に多くのアウトドア製品を販売しています。

SOTOの製品は、シンプルかつ洗練されたデザインと、高い品質が特徴的です。高品質な製品を作り上げるために、日本の材料にこだわり続け、開発から生産まですべての製造工程を日本の自社工場で実施しているのも特色のひとつ。

独自の品質管理も徹底しており、安心・安全に使える製品であることから、アウトドア初心者から熟練者まで、幅広い人に愛されています。

SOTOのバーナーの特徴・メリット

編集部撮影

SOTOのバーナーには、次の5つの特徴とメリットがあります。

  • 軽量・コンパクトで持ち運びが苦にならない
  • 寒い季節でも火力が安定している
  • 耐風性のあるモデルがあり、屋外の調理に便利
  • 直噴型のバーナーで熱効率が良い
  • ラインナップが豊富で目的やシーンに合ったものを選べる

ここでは、上記のメリットについて、それぞれ解説していきます。

軽量・コンパクトで持ち運びが苦にならない

SOTOのバーナーは、軽量かつコンパクトで持ち運びに適しているため、キャンプや登山などのアウトドアシーンで活躍してくれます。

特にシングルバーナーは、脚を折りたたむと、手のひらに収まるほどコンパクトなサイズに。重さは製品にもよりますが、軽いものでは100g以下のバーナーもあり、収納性や軽量性を求めるキャンパーや登山家から人気を集めています。

寒い季節でも火力が安定している

SOTOのバーナーには、寒さが厳しい環境下でも安定した火力を保てる「マイクロレギュレーター」が搭載されています。

一般的に、ガス式のバーナーは気温が低い環境だとガスボンベ内の圧力が低下してしまい、点火しづらかったり火力が弱まってしまいやすいデメリットがあります。そのデメリットを解消すべく、SOTOでは圧力の変化に反応して弁が開閉する「マイクロレギュレーター」機能を搭載

気温が低い環境でも安定した火力を実現し、強い火力から微力な火力まで、繊細な調整ができます。

耐風性のあるモデルがあり、屋外の調理に便利

耐風性に優れたモデルが多く存在するのも、SOTOのバーナーの特徴のひとつ。

屋外では、風の影響により火が弱くなるケースや、ガスを無駄に消費してしまうケースが少なくありません。特に「早くお湯を沸かしたい」「強い火力で調理をしたい」といったシーンでは、不便に感じてしまうことも。

しかし、SOTOでは、バーナーヘッドの内部に風が入らないような構造を採用した、耐風性に優れたモデルを展開しています。

直噴型のバーナーで熱効率が良い

中心から一点に集中して炎を吹き出す「直噴型」の仕組みであることも、SOTOのバーナーの特徴です。

直噴型のバーナーは炎が中心に一点集中するため、熱効率が高いのが利点。

広く炎を吹き出す「拡散型」に比べると火が当たる部分が限られてしまうので、複雑な調理には向いていません。しかし、耐風性に優れていることもあり「お湯を沸かす」「スープを温める」などの単純な調理であれば、拡散型よりも効率的に行なえます。

ラインアップが豊富で目的にあったものを選べる

SOTOのバーナーは種類が豊富で、目的やシーン、予算に合ったものを選べるのもうれしいポイントです。

「シングルバーナー」「ツーバーナー」といった形状の違い、「CB型」「OD型」などの燃料の違い、「直結型」「分離型」のタイプの違いなど、特徴の異なるバーナーが豊富に展開されています。

「ツーリングの休憩の際に飲み物用のお湯を沸かすために使いたい」「ファミリーでキャンプする際の調理用として使いたい」「初心者だから、手頃な値段で購入できるものを選びたい」など、希望にマッチするバーナーを選べますよ。

SOTOのバーナーの選び方のポイント

SOTOのバーナーは種類が豊富であるからこそ「どれを選べばいいかわからない」と迷ってしまう方が少なくありません。選ぶ際にはまず、以下を決めておきましょう。

  • 目的(お湯を沸かしたい、調理をしたいなど)
  • シーン(キャンプ、ツーリング、登山など)
  • 人数(ソロ、デュオ、ファミリー、グループなど)

上記をしっかりイメージした上で、燃料・タイプ・形状・収納性や携帯性の観点から、最適なものを選んでいくのが大切です。

ここからは、燃料・タイプ・台数・収納性の観点で大切なポイントを詳しく解説していきます。

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【1】燃料(CB缶・OD缶・ガソリン)

ライター撮影:SOTOの燃料。左からガソリン缶・CB缶・OD缶画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17400704

燃料にはCB缶・OD缶・ガソリンの3種類があります。下表にはそれぞれのメリットやデメリット、適する使用環境などをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

  • キャンプ初心者
  • 冬以外の季節に低い山でキャンプする方
  • 簡単な調理をしたい方
  • コンロとガスを併用したい方
  • 低温環境で使用したい方
  • 荷物はコンパクトにしたい方
  • 極低温環境で使用したい方
  • 取り扱いに注意できる方
  • コストを抑えたい方

どの燃料を選ぶべきかは、使用する目的・シーン・人数によって異なります。

「ソロキャンプやツーリングで荷物をコンパクトにしたいときはOD缶」「大人数で使うため、燃料の消費量が多い場合にはCB缶」「冬の登山やキャンプなどで使う場合にはガソリン」といったように、自身に合ったものを選びましょう。

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【2】タイプ(直結型・分離型)

バーナーのタイプとして、燃料を直接バーナーに取り付ける「直結型」と、燃料とバーナーが分離されている「分離型」の2つがあります。

編集部撮影:直結型のバーナー
ライター撮影:分離型のバーナー画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17413404/

それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • シンプルな構造で使い方がわかりやすい
  • コンパクトで軽い
  • 分離型よりも燃費がいい傾向にある
  • 安定があり、大きな鍋を使った調理も
    できる
  • 火口をガス缶との距離があり
    安心感がある
  • 輻射熱でガス缶が熱くなりにくい
  • 安定感や耐荷重がないので、
    大きな鍋を使う調理ができない
  • 風の影響を受けやすい
  • 火口と燃料の距離が近いので
    取り扱いに注意が必要
  • 重量があり荷物がかさばる
  • 直結型よりも燃費が悪い傾向にある
  • 使い方が複雑で、慣れが必要な
    ケースが多い

ソロキャンプやツーリング、登山のように荷物を最小限にして調理も簡単なもので済ませる場合には直結型を、ファミリーキャンプやグループキャンプなどで本格的な調理を楽しみたい場合には分離型を選ぶといいでしょう。

【3】形状(シングルバーナー・ツーバーナー)

SOTOのバーナーには、一口コンロである「シングルバーナー」と、二口コンロである「ツーバーナー」があります。

シングルバーナーは、軽量かつコンパクトで、収納性や携帯性に優れているのが魅力です。ただし、ツーバーナーに比べると簡易的なコンロであるため、本格的な調理や大人数での使用には向いていません。

ライター撮影:SOTOのシングルバーナー『レギュレーターストーブ ST-310』画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17359219

対してツーバーナーは本格的な調理が可能で、ファミリーキャンプやグループキャンプでも活躍してくれます。しかし、サイズが大きかったり重さがあったりして、収納や持ち運びがしづらいのが難点です。

ライター撮影:SOTOのツーバーナー『レギュレーター2バーナー GRID ST-526』画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17370248

同じシングルバーナー・ツーバーナーでも、燃料やタイプによっても細かい特徴が変わってくるため、複数台揃えて目的やシーンにあわせて使い分けるのもおすすめですよ。

【4】収納性や携帯性

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17394190

アウトドアでバーナーを使うのであれば、収納性や携帯性も大切なポイントです。特に、ツーリングキャンプや登山などで持ち運べる荷物に限りがある場合には、収納も持ち運びもしやすいものを選ぶ必要があります。

収納性や携帯性を判断する際には、以下のポイントに注目しましょう。

  • 折りたたみ式など、コンパクトに収納しやすい形状であるか
  • 重量は軽いか
  • スタッキングが可能であるか

一番大切なのは、本体・燃料ともに「コンパクトに収納できる形状であり、重量も軽い」という点です。

ツーバーナーはシングルバーナーに比べて大きく、重たい傾向にあります。ただ、折りたたみ式であったり軽量性に優れていたりするツーバーナーも多いので、なるべく収納性・携帯性に優れたものを選んでくださいね。

また「スタッキング(ギアを積み重ねて収納すること)」ができるかどうかで、収納性や携帯性は大きく変わります。たとえば、クッカーの中にガス缶やバーナーをスタッキングできると、荷物をコンパクトにまとめられるでしょう。

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SOTOのバーナーを一覧で比較

SOTOでは、燃料やタイプの異なるシングルバーナー・ツーバーナーがラインアップされています。ここでは、シングルバーナー・ツーバーナーに分けて、バーナーの特徴を一覧で比較してみましょう。

1.シングルバーナー

2.ツーバーナー

シングルバーナー【CB缶・直結型】

SOTOにはさまざまなシングルバーナーがありますが、ここからはここからは、燃料・タイプ別におすすめのバーナーを紹介していきます。

まずは燃料がCB缶で、直結型タイプのシングルバーナーの中から、おすすめ製品を3つをピックアップしました!

レギュレーターストーブ ST-310

『レギュレーターストーブ ST-310』は、2012年の発売以来、根強い人気を誇るSOTOのロングセラー製品です。

シンプルなデザインで収納性・携帯に優れたシングルバーナーでありながら、マイクロレギュレーターを搭載しており、機能性も抜群。

ライター撮影:収納時はこんなにもコンパクト画像参照:http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-330/

風防や点火アシストするパーツを始め、ケースやテーブルなどオプション製品も豊富で、多彩な使い方が実現できます。

SOTOのバーナーを初めて購入する方や、これからアウトドアを始める初心者の方に最適な製品です。

  • 商品名:レギュレーターストーブ ST-310
  • 燃料: CB缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/166×142×高さ110mm、収納時/140×70×高さ110mm
  • 重量:330g(本体のみ)
  • 発熱量:2.9kW
  • 使用時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:有

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https://happycamper.jp/_ct/17463362

https://happycamper.jp/_ct/17354570

レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340

  • 商品名:レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340
  • 燃料: CB缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/166×142×高さ110mm、収納時/140×70×高さ110mm
  • 重量:360g(本体のみ)
  • 発熱量:3.3kW
  • 使用時間:約1.4時間(ST-760 1本使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:有

『レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340』は、前で紹介した『レギュレーターストーブ ST-310』を改良したシングルバーナーです。火口の直径は66mmと中型の調理器具と相性がよく、調理器具の底面を広く均等に加熱できます。

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17652496

また、点火アシストレバーが標準装備されているのもうれしいポイント。

発熱量は3.3kWと『レギュレーターストーブ ST-310』から約14%もアップし、より高火力なバーナーを求める方に最適です。

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G-ストーブ ST-320

  • 商品名:G-ストーブ ST-320
  • 燃料:CB缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/153×195×高さ77mm(本体のみ)、142×78×高さ25mm
  • 重量:380g(本体のみ)
  • 発熱量:ST-760 1本使用時/1.7kw、ST-700 1本使用時/2.1kw
  • 使用時間:ST-760 1本使用時/約2.1時間、ST-700 1本使用時/2.6時間
  • マイクロレギュレーターの有無:無

『G-ストーブ ST-320』は、コンパクトで収納性に優れているのが特徴のシングルバーナーです。折りたたんだときの厚さは25mmで、国内で流通しているバーナーのなかでもトップクラスの薄さを誇ります。

ボディはBOOK型で、収納時は長方形に、展開時はV字型になる仕組みです。広げた際にはボディが風防の役割も果たしてくれるため、高い遮熱性と耐風性により、安全で効率的な燃焼を実現しています。

他のバーナーと比べて発熱量は低めなので、ソロキャンプや登山などでコンパクトさを重視したい方や、簡単な調理をする用途でバーナーを活用したい方に向いています。

シングルバーナー【CB缶・分離型】

燃料がCB缶で、分離型タイプのシングルバーナーには『レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330』があります。

  • 商品名:レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330
  • 燃料:CB缶
  • タイプ:分離型
  • サイズ:使用時/350×120×高さ90mm、収納時/150×75×高さ90mm
  • 重量:250g
  • 発熱量:2.6kW
  • 使用時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:有

CB缶と離して使用できる分離型のシングルバーナーで、収納時は小さく折りたためるシンプルな構造が特徴です。

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17413404/

バーナーヘッドはすり鉢状になっており、耐風性に優れているのが魅力。分離型のため輻射熱の影響がなく、大きい鍋やフライパン、ダッチオーブンを使用した調理も可能です。

コンパクトかつ軽量でありながらパワーや安定感も十分で、収納性や携帯性を重視するソロキャンプ・登山はもちろんのこと、機能性を重視したい大人数でのアウトドアの際にも活躍してくれます。

https://happycamper.jp/_ct/17413404

ツーバーナー【CB缶・直結型】

続いて、燃料がCB缶で直結型のツーバーナーを2種類紹介します。

レギュレーターツーバーナー GRID(グリッド) ST-526

  • 商品名:レギュレーターツーバーナー GRID(グリッド) ST-526
  • 燃料:CB缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:風防使用時/ 473×252×高さ145mm、風防未使用/468×251×高さ116mm
  • 重量:2.25kg(本体のみ)
  • 発熱量:2.9kW
  • 使用時間:約1.5時間(コンロ1口あたり/ST-760 1本使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:有

『レギュレーター2バーナー GRID ST-526』は、薄型に収納できるのが魅力のツーバーナーです。

マイクロレギュレーターが搭載されているほか、着脱式の風防や着火装置が付いており、安定した火力を発揮できる仕様になっています。

ライター撮影:ゴトク付きで安定感抜群画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17370248

ゴトクがあるので大きい鍋や、ダッチオーブンのように重さのある調理器具も使用可能。本格的な調理を楽しみたい方や、大人数でのキャンプを手軽に楽しみたい方におすすめです。

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2バーナー ST-527

  • 商品名:2バーナー ST-527
  • 燃料: CB缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/545×330×高さ540mm、収納時/545×330×高さ95mm
  • 重量:約5.1kg
  • 発熱量:ST-700使用時/3.0kW、ST-760使用時/3.3kW
  • 使用時間:-(未公表)
  • マイクロレギュレーターの有無:無

『2バーナー ST-527』は、最大発熱量3.3kWのコンロを2口搭載した、高火力なツーバーナーです。

オプションとして、システムスタンドやシステムスタンドに設置できるウォータージャグも展開されており、組み合わせれば機能的なキッチンが完成します。

マイクロレギュレーターは未搭載であるものの、風防が付いているため風のある環境でも使いやすいでしょう。アウトドアになじむ、おしゃれなルックスも魅力です。

シングルバーナー【OD缶・直結型】

次は、燃料がOD缶で直結型のシングルバーナーを3種類紹介します。

マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310

  • 商品名:マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
  • 燃料:OD缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/90×117×100mm、収納時/47×51×高さ88mm(いずれもゴトクなしの寸法)
  • 重量:60g(ゴトクなしの重量)
  • 発熱量:3.3kW
  • 使用時間:約1.5時間(SOD-725T使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:有

『ウインドマスター SOD-310』は、独自のバーナーヘッド構造とマイクロレギュレーター機能を搭載したシングルバーナー。風や外気温の影響を受けづらく、過酷な環境でも変わらず3.3kWの火力を維持できますよ。

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17394190

ゴトクは着脱式で、標準装備では小型3本ゴトクを標準装備。さらに、より安定感を求める方向けに、別売の大型4本ゴトクも販売されています。

収納時はクッカーなどにスタッキングしやすいサイズ感で、収納性・携帯性を重視するソロキャンパーや登山家の方に最適です。

https://happycamper.jp/_ct/17394190

マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S

  • 商品名:マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
  • 燃料:OD缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/96×94×高さ86mm(本体のみ)、収納時/52×52×高さ81mm(本体のみ)
  • 重量:73g(本体のみ)
  • 発熱量:3.3kW
  • 使用時間:SOD-710T使用時/約0.68時間、SOD-725T使用時/約1.5時間
  • マイクロレギュレーターの有無:有

『マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S』は、SOTOらしいシンプルかつスタイリッシュなデザインが光るシングルバーナー。2009年にはグッドデザイン賞も受賞しており、使い心地に配慮されたデザイン性の高さは折り紙付きです。

本体は73gと超軽量ですが、マイクロレギュレーターや圧電点火装置といった機能もバッチリ備わっています。

収納時は手のひらに収まるサイズ感で、ソロキャンプ・登山・ツーリングなどで荷物を軽く、コンパクトにパッキングしたいシーンで活躍してくれる製品です。

アミカス SOD-320

  • 商品名:アミカス SOD-320
  • 燃料: OD缶
  • タイプ:直結型
  • サイズ:使用時/76×100×高さ86mm(本体のみ)、収納時/40×43×高さ75mm
  • 重量:81g(本体のみ)
  • 発熱量:3.0kW
  • 使用時間:約1.5時間(SOD-725T 1本使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:無

『アミカス SOD-320』は、手頃な価格のシングルバーナーを求める方に最適な、ハイコストパフォーマンスな製品です。収納性・携帯性に優れているほか、4本ゴトクで安定して鍋をおける形状になっていたり、着火性能の高い圧電点火装置が搭載されていたりと、使いやすさも抜群

マイクロレギュレーターは搭載していませんが、バーナーはすり鉢状の独自形状を採用しており、風の影響を受けにくいです。

「まずは手頃な価格のバーナーがほしい」「サブのバーナーとして活用できるものがほしい」といった方にピッタリですよ。

シングルバーナー【OD缶・分離型】

燃料がOD缶で、分離型のシングルバーナーには『マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek(フュージョントレック) SOD-331』があります。

  • 商品名:マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331
  • 燃料:OD缶
  • タイプ:分離型
  • サイズ:使用時/430×140×高さ100mm(本体のみ)、収納時/110×60×高さ100mm
  • 重量:182g
  • 発熱量:3.5kW
  • 使用時間:約1.3時間(SOD-725T 1本使用時)
  • マイクロレギュレーターの有無:有

『マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331』は、発熱量3.5kWと高火力なシングルバーナー。

マイクロレギュレーター・すり鉢状のバーナーヘッドを搭載し、気温が低い環境や風が強い環境でもしっかりとしたパワーを発揮してくれます。安定感のあるゴトクで大きな鍋も載せやすく、ファミリーやグループでのアウトドアにも役立つでしょう。

点火装置が付いていないためライターで点火する必要がありますが、その分、スペックに対して軽量かつコンパクトな形状を実現しています。

シングルバーナー【ガソリン・分離型】

最後に、燃料がガソリンで、分離型のシングルバーナーを2種類ご紹介します。

MUKAストーブ SOD-371

  • 商品名:MUKAストーブ SOD-371
  • 燃料:ガソリン
  • タイプ:分離型
  • サイズ:使用時/135×135×高さ80mm、収納時/80×65×高さ80mm(いずれも本体のみ)
  • 重量:333g(本体+ホース)
  • 発熱量:4.7kW
  • 使用時間:約1.0時間~1.5時間
  • マイクロレギュレーターの有無:無

『MUKAストーブ SOD-371』は、ガソリンバーナーの力強さと、ガスストーブの使いやすさをかけ合わせた新次元のシングルバーナーです。

編集部撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17439031/

一般的に、ガソリンバーナーには扱いの難しさや、メンテナンスの手間といったデメリットがあります。しかし『MUKAストーブ SOD-371』はガスストーブのような使用感で、手軽に扱えるのが魅力です。

火力は最大発熱量4.7kWと、ガソリンバーナーらしいハイパワー。極寒地や高地でも使用できるため、厳しい環境下でアウトドアを楽しみたい方におすすめです。

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ストームブレイカー SOD-372

  • 商品名:ストームブレイカー SOD-372
  • 燃料:ガソリン・OD缶
  • タイプ:分離型
  • サイズ:使用時/150×130×高さ90mm(本体のみ)、収納時/65×65×高さ90mm
  • 重量:225g(本体のみ)
  • 発熱量:3.5kW
  • 使用時間:SOD-725T 1本使用時/約0.8時間、自動車用レギュラーガソリン480ml使用時/約1.6時間
  • マイクロレギュレーターの有無:無

『ストームブレイカー SOD-372』は、 ノズル交換なしでガソリンとOD缶の両方が使えるシングルバーナーです。

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17400704/

マイクロレギュレーター未搭載ではあるものの、すり鉢状のバーナーヘッドで風に強い構造となっています。

ホワイトガソリンのほか、自動車用レギュラーガソリンも燃料にできるのが特徴。また「整流燃焼」を採用しており、動作音が静かなのも『ストームブレイカー SOD-372』ならではの魅力です。

「手軽に使いたいときはOD缶」「パワーがほしいときはガソリン」といったように燃料を切り替えることで、幅広いシーンで活用できます。

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正しい使い方や保管方法は?SOTOのバーナーでよくある質問

編集部撮影

SOTOのバーナーに関して、よくある質問を3つまとめてみました。

SOTOのバーナーは他社メーカーのガスボンベを使用できますか?

使用可能ではあるものの、基本的には非推奨となっています。

燃焼器具は公的機関の検査を受ける際に、同メーカーのガスボンベを使用して検査をしています。他社メーカーのガスボンベでは安全性の保証ができないため、あくまでも自己責任で使用しましょう。

また、他社メーカーのガスボンベを使用していて故障した場合には、補償対象外となる点に注意が必要です。

燃料はどこで売っていますか?

SOTOの燃料は公式サイトのほか、SOTO製品を取り扱うアウトドアショップやホームセンターでも入手できます。

CB缶やOB缶の正しい保管方法はありますか?

CB缶やOD缶も、高気温・高湿度を避けて保管しましょう。

高気温・高湿度な場所での保管は爆発の恐れもあり大変危険なため、気温40℃以下、なおかつ湿気の少ない場所で、しっかりとキャップを締めて保管してください。

また使用期限は7年ですが、期限以内でも保管状態が悪いと劣化が早く進みますので、早めに使い切ることを心がけてくださいね。

まとめ:SOTOのバーナーはラインアップが豊富!目的やシーンに適したものを選ぼう

ライター撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17394190

SOTOのバーナーはコンパクトかつ軽量でありながら、耐風性に優れた安定感のある火力が魅力です。

燃料・タイプ・形状など特徴の異なるバーナーを幅広くラインアップしており、使用する目的やシーンに合わせて、最適なバーナーを選択できます。

今回の記事を参考に自分に合ったバーナーを選んで、アウトドアをもっと楽しみましょう!

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