東証大発会続落、終値175円安 能登半島地震の影響警戒

東京証券取引所の大発会で、手締めする出席者。恒例の打鐘は行われなかった=4日午前、東京・日本橋兜町

 今年最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。大発会での値下がりは2年連続。

 1日に発生した能登半島地震による経済への影響を見極めたいとの慎重姿勢から売り注文が優勢だった。前日に米国株が下落したことも響いた。

 終値は前年末終値比175円88銭安の3万3288円29銭。東証株価指数(TOPIX)は12.40ポイント高の2378.79。出来高は約16億7612万株だった。

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