千葉市の神谷市長 JR京葉線ダイヤ改正に再考求む姿勢継続

千葉市の神谷市長 JR京葉線ダイヤ改正に再考求む姿勢継続

 千葉市の神谷俊一市長は、市役所での仕事始め式のあと賀詞交換会に出席し、2024年春のJR京葉線のダイヤ改正について引き続き再考を求める姿勢を示しました。

 新庁舎では初となる仕事始め式に臨んだ神谷市長は、市の幹部職員ら約70人を前に、「少子高齢化や激甚化する自然災害への対応という課題に取り組み、新しい千葉市の一端を見せられる年にしたい」と訓示しました。

 その後、市内で行われた賀詞交換会に出席した神谷市長は、2024年春のJR京葉線のダイヤ改正について「都市基盤が足元から崩れかねない。地域属性の理解を深めてもらいたい」と改めてダイヤの再考を求めていく姿勢を示しました。

千葉市 神谷俊一 市長
「沿線自治体の首長も、まちの存立を揺るがすという問題意識を持っている、今後調整して共同歩調を取りながら改めてJR東日本に要請できないか検討していきたい」

 こうした中、JR東日本千葉支社の土沢壇支社長は1月4日、県庁を訪れ、ダイヤ改正の狙いや経緯などを熊谷知事に説明しました。

 これに対して熊谷知事は「すべての通勤快速の廃止は沿線地域に与えたインパンクトが非常に大きいため、その復活を強く求める」などと述べ、見直しを行うよう申し入れました。

© 千葉テレビ放送株式会社