能登半島地震 被災地支援で県職員3人を「先遣隊」として派遣 千葉県

能登半島地震 被災地支援で千葉県職員3人を派遣

 元日に発生し、最大震度7を記録した能登半島地震を受けて、千葉県は被災地の要請を受け、業務の支援などにあたる職員を派遣します。

 千葉県庁では4日夕方、出発式が行われました。

 今回の派遣は現地に先に行き、情報収集などにあたる「先遣隊」としての派遣で、防災危機管理部の職員3人が被災地の石川県珠洲市に向かい、市の業務の支援や今後の応援体制の調整などを行います。

 熊谷知事は3人に対し、「過酷な状況だと思う。心身ともに健康に留意しつつ、支援にあたってほしい」と激励しました。

 一方、支援の動きはほかでも見られています。

 県や県警によりますと、県警の職員約30人が現在、珠洲市で行方不明者の安否確認などの業務にあたっているほか、県警ヘリコプターも1月2日と4日の2日間、被害状況の確認の支援のため現地で飛行しています。

 また、印西市にある、日本医科大学千葉北総病院の災害派遣医療チーム、DMATも4日、石川県庁に派遣されました。

 県内の自治体では、君津市が4日朝、石川県輪島市に向けて個室トイレを備えたトイレトレーラー1台を出発させたほか、流山市も、姉妹都市の石川県能登町に向けて支援物資を届けに向かっています。

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