チェルシーのフランス代表FWクリストファー・エンクンクが新たなケガを負った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
昨夏、RBライプツィヒから前線の目玉補強の一人として加入したエンクンク。しかし、プレシーズン中に負ったヒザのケガによっていきなりの戦線離脱を余儀なくされ、先月19日に行われたEFLカップのニューカッスル戦でようやく新天地デビューを飾った。
その後、プレミアリーグデビュー戦となったウォルバーハンプトン戦で初ゴールを記録し、直後のクリスタル・パレス戦ではスタメンデビュー。2023年最終戦となったルートン・タウン戦でも途中出場していた。
しかし、2024年初戦となった6日のFAカップ3回戦のプレストン戦ではベンチメンバー外となっていた。
来週ミッドウィークにはEFLカップ準決勝1stレグのミドルズブラ戦を控えており、今回の試合であえて温存したとの見方もあった。しかし、4-0で快勝したプレストン戦後の会見に出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、前日練習で同選手が股関節を痛めたことを明かした。
「エンクンクについて話すとき、我々は彼にプレッシャーをかけたくない。長い間ケガをしていて、それが難しいことは分かっている。半年の距離はいつも大変だ」
「今のように彼は試合に関与しなかった。彼は昨日のトレーニング後に股関節に問題を抱えていた。今後数試合に向けて準備ができるかどうかを確認する必要がある。それが問題だ」
今回の会見では同選手の離脱期間について言及はなかったが、仮に再びの長期離脱となった場合、大きな痛手となりそうだ。