鎌田先発も前半のみの出場となったラツィオがベシーノの決勝弾で3連勝!【セリエA】

[写真:Getty Images]

鎌田大地の所属するラツィオは7日、セリエA第19節でウディネーゼと対戦し2-1で勝利した。鎌田は前半のみプレーしている。

2連勝中の9位ラツィオ(勝ち点27)が、16位ウディネーゼ(勝ち点17)のホームに乗り込んだ一戦。3連勝を目指すラツィオは、前節のフロジノーネ戦からフェリペ・アンデルソンをイサクセンを変更した以外は同じメンバーを採用。鎌田は[4-3-3]のインサイドハーフで先発出場している。

試合は立ち上がりの12分にスコアが動く。敵陣でのハイプレスからボールを引っかけたイサクセンがペナルティアーク右で倒されてFKを獲得すると、このFKをルカ・ペッレグリーニが直接ゴール左隅に沈めた。

幸先良く先制したラツィオは、18分にもカステジャノスが供給した左クロスからボックス中央の鎌田にチャンスが訪れたが、ヘディングシュートは枠の上に外れた。

その後は一進一退の展開が続く中、ラツィオはアタッキングサードでの精度、アイデアを欠く場面が散見され、なかなか決定機まで持ち込めず。結局、ラツィオの1点リードで終了した。

迎えた後半、ラツィオは鎌田とイサクセンを下げてフェリペ・アンデルソンとベシーノを投入。しかし、先にスコアを動かしたのはウディネーゼ。

59分、ボックス右横で獲得したFKからロヴリッチがグラウンダーの高速クロスを供給すると、ゴール前の混戦からワラセがゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

追いつかれたラツィオは、68分にザッカーニとルカ・ペッレグリーニを下げてペドロとラッツァーリを投入。すると75分、自陣からのロングフィードを最前線のカステジャノスが頭で落とすと、ボックス手前のフェリペ・アンデルソンが繋いだボールを最後はボックス内に侵入したベシーノがゴール左隅に流し込んだ。

結局、このゴールが決勝点となりラツィオが2-1で勝利。新年初戦を白星で飾ったラツィオが、3連勝で前半戦を折り返した。

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