中央アルプス千畳敷で男性2人が行動不能に 雪洞で一夜を過ごし救助…凍傷負うも命に別状なし【長野】

中央アルプスの千畳敷付近で、吹雪の中、男性2人が道に迷って遭難し、救助されました。

7日午後5時半ごろ「宝剣岳に4人で入山したが2人が帰る場所に戻らない」と遭難した2人の仲間から県警に通報がありました。
警察によりますと、京都府の34歳と滋賀県の29歳の男性2人が宝剣岳の西側の尾根から乗越浄土(のっこしじょうど)まで移動中に吹雪で視界が悪くなり、道に迷ったということです。

6日、4人パーティーで中央アルプスの千畳敷から入山したものの、遭難時は2人ずつに分かれて行動していました。
2人は雪洞の中などで一夜を過ごし、8日午後3時すぎに救助されました。
2人は凍傷を負い、病院に搬送されましたが、命は別状はないということです。

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