信濃国分寺で恒例の八日堂縁日「蘇民将来符」求める行列も 室町時代から続くお守り【長野・上田市】

上田市の信濃国分寺で八日堂縁日が開かれ、
厄除け開運のお守り「蘇民将来符」を求める人で境内は活気にあふれました。

午前8時前、上田市・信濃国分寺の境内にできた長蛇の列。
この時期恒例の八日堂縁日です。
参拝客のお目当ては「蘇民将来符」と呼ばれる厄除け開運のお守り。
8日は七福神などの絵が入った「絵蘇民」が頒布される日で、毎年行列ができます。

こちらの男性は今年で14年目です。
■群馬から
「今年も終わったなと思っちゃう」
Q「目的を達成した?」
「そう」
■群馬から
「平穏な一年であれば良いなと思って、今年一年これを飾らせてもらう」

今から600年以上前、室町時代から作られているという蘇民将来符。
地元住民の組織「蘇民講」の人たちが手づくりしています。

会社を起業して4年目というこちらの男性も手に入れることができました。
■上田市内
「(今年は)新しい人も入ってくるので。
3年が経ったが4年目心機一転。新たにまた前に前進できればと思う」

境内や参道には縁起物の屋台などが軒を連ね、賑やかな2日間となりました。

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