中小事業者にＣＯ２の排出量などを分析する専門家を派遣して脱炭素化を後押しする、千葉県内初の取組みが千葉市で開始されます。
この取り組みは千葉市が２０２３年策定した「千葉市地球温暖化対策実行計画」の一環として行われるもので、市内の中小事業者に専門家を派遣して、温室効果ガスなどの排出量の分析や省エネ設備に関する相談や支援などを行うとしています。
市では再生可能エネルギー設備の導入など脱炭素化に向けた取組みを検討している企業や個人事業主からの申し込みを１月９日から２月末までの間、受け付けることにしていて、早ければ今月以降、１事業者あたり最大４回の派遣を全て無料で行うということです。
中小事業者の脱炭素化を後押しする、こうした取組みは県内では初めてで、市の担当者は「派遣事業をきっかけに、脱炭素化に向けた設備投資や従業員の意識の向上に繋がれば良いと思う」などと話しています。
