県内各地で今季最も寒い朝 御神渡りは?【長野】

9日朝の県内は厳しい冷え込みとなり、「御神渡り」を待つ諏訪湖では今シーズン初めて氷が確認されました。

6日から「御神渡り」の観察が続く諏訪湖は、9日の朝-8.5℃と冷え込みました。湖面の一部には今シーズン初めて厚さ6mmから8mmの氷が張っていました。

■八剣神社・宮坂清宮司「岸の方が薄氷が張っているのを確認できた。冬の訪れだなと感じた」

冷え込みが強まり、凍った湖面がせりあがる自然現象「御神渡り」。2018年以降は確認されていません。この日の氷は、わずかに期待を膨らませたでしょうか…

■八剣神社・宮坂清宮司「(今シーズン)初めて手にする氷は愛おしいですね」

9日朝の気温は、上田市菅平で全国で2番目に低い-22.5℃、白馬で-14.9℃など、県内30の観測地点のうち27地点で今シーズン最も低い気温を観測しました。吐く息も白くなる寒さに、人も、犬も、寒さ対策です。

■諏訪市民「寒い~寒い~。日が当たってからやっと外に出てこられるくらいですよね、きょうは」

10日は、気圧の谷や寒気の影響で昼すぎから夕方を中心に雪や雨となる見込みです。

© 長野朝日放送株式会社