保育士の人材確保が課題となる中、保育園の園長などが知事と懇談し、待遇改善を求めました。
県庁を訪れたのは、県内の保育園や認定こども園の園長など、県保育連盟のメンバーです。
■県保育連盟 高橋比呂美副会長「保育士不足が悩みのところでありまして、不足が解消するどころか更に加速してきている。長野県の保育園、保育士養成校に、女性・若者・子どもたちが選んで来ていただけるような魅力ある保育政策を望んでいます」
参加者は、県内で保育士を目指す若者が減っているとして、保育士の待遇改善を求めました。また、人材確保のために提案したのは、過疎地域や山間部で勤務する保育士への手当の支給です。阿部知事は、「女性、若者に選ばれる県づくり」を重要テーマとしています。「保育士が県外へ出ていかないようにすることの重要度が高い」として、保育士の確保に向けて市町村と一緒に考えていきたいと答えました。