ドイツで医療機器の商談体験 岩手・派遣の高校生らが成果報告

メディカでの商談の成果を報告する小笠原くうらさん(左)と千葉春翔さん

 岩手県内ヘルスケア関連企業などでつくる連携組織TOLIC(トーリック)は5日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナで、ドイツでの国際医療機器展に派遣した高校生ら2人の報告会を開いた。

 約70人が参加。盛岡一高2年の小笠原くうらさんと一関高専5年の千葉春翔(はると)さん(19)が、2023年11月に開かれた世界最大の医療機器見本市MEDICA(メディカ)で体験した商談の成果を伝えた。

 2人はトーリックの会員企業が開発した製品を会場で紹介。小笠原さんは製品の特長を入念に確認して臨み「コミュニケーションに課題意識があったが、アイコンタクトを取るところから始め、最終的には楽しめた。予想外の質問に答える瞬発力も鍛えられた」と笑顔で語った。

© 株式会社岩手日報社