「彼には大満足」退団噂ギャラガーに信頼寄せるポチェッティーノ監督「この件について腹を割って話すこともある」

ギャラガーに信頼を寄せるポチェッティーノ監督[写真:Getty Images]

チェルシー退団の噂が絶えないイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)。やはりマウリシオ・ポチェッティーノ監督が気を揉んでいるようだ。

転換期にあるチェルシーで今季就任のポチェッティーノ監督からゲーム主将を託される試合が多いギャラガー。アカデミー育ちの23歳は、南ロンドンはクリスタル・パレスへの武者修行が大成功して帰還した中盤のハードワーカーだ。

トッテナム時代に若手の積極抜擢を成果へと結びつけた指揮官らしい“ギャラガーにゲーム主将”というアイデア。しかし、そのギャラガーは昨秋以降、たびたびチェルシー退団が報じられている。

イギリス『90min』によると、アメリカ人実業家のトッド・ベーリー会長率いる上層部は、最大6000万ポンド(約110億6000万円)での売却を想定。ギャラガーの現行契約は2025年6月までとなっている。

この上層部の動きを受けて繰り返しギャラガーへの信頼を口にしてきたポチェッティーノ監督はミドルズブラ戦後、改めて選手の重要性を力説。本人とも積極的にコミュニケーションをとっている様子を窺わせた。

「我々コーチ陣はギャラガーのパフォーマンス、そしてチームメイトへの貢献に大きく満足している。彼はチェルシーのことをよく知っているし、プレミアリーグという舞台で要求されることとは何か、もよく理解している。総じて彼には大満足だ」

「この(退団が噂される)状況について彼自身と話すこともある。私としてはどう接すれば良い? 他の選手と同じくフラットに会話することが重要だ。同じような噂がイアン・マートセンなど他の選手にもあるからね」

「私たちコーチ陣にとって、選手と明確で直接的かつ正直に腹を割ってコミュニケーションを取ることは、本当に重要だ。このような関係性ならば非常に健全と言える。もちろん話す内容は多岐にわたるが、何か言いたいことがあれば直接しっかり伝える」

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