ウェストハムのルーカス・パケタ、ふくらはぎの負傷で約2カ月間の離脱へ

写真:パケタの離脱はウェストハムにとって大きな痛手だ

ウェストハム所属のブラジル代表MFルーカス・パケタがふくらはぎを負傷した。復帰には約2カ月間かかるようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

パケタは日本時間1月7日、FAカップ3回戦のブリストルとの試合に先発出場したものの、わずか前半14分で途中交代していた。同選手はプレミアリーグ第18節のアーセナルとの試合でも負傷により途中交代しており、同第19節のブライトンとの試合では欠場していた。

今シーズン、パケタは公式戦27試合に出場して5ゴールと6アシストを記録している。主に左ウィングや攻撃的MFとして出場し、ウェストハムの攻撃において重要な役割を果たしている選手である。

ウェストハムは現在、イングランド代表FWジャロッド・ボーウェンが足首を負傷しており、最長で3試合欠場するとされている。ジャマイカ代表FWミカイル・アントニオも負傷により離脱しており、復帰にはあと1カ月かかる見込みだ。さらにガーナ代表MFモハメド・クドゥスとモロッコ代表DFナイェフ・アゲルドといった主力選手をアフリカ・ネーションズカップにより欠いている。

そういった苦しいチーム事情のなかで、中心的な存在であるパケタも離脱することになる。特に攻撃陣の離脱者が多く、ウェストハムはチャンピオンシップ(英2部)のサンダーランドに所属しているFWジャック・クラークや、アヤックスのオランダ代表FWステーフェン・ベルフワインの獲得に乗り出すと予想されている。

© 株式会社SPOTV JAPAN