Bプレミア参入へ 信州BW 勝負の年! 観客数アップへ検討【長野】

2026年に誕生するプロバスケットボール・Bプレミアへの参入基準を満たすため、信州ブレイブウォリアーズにとって今年は勝負の年です。どうしたら観客数を増やせるか、知恵を絞っています。

年末の宇都宮戦。クラブ史上過去最多の6030人がホワイトリングで声援を送りました。
これまでホーム14試合を戦い平均入場者数は4275人。目標の4000人を上回っています。

■県立大学生
「バスケの観戦に行ったことのない子を一緒に連れて行ったんですけど、けっこうどっぷりはまっていて、今ではチケット自分で買って観戦行くまでになっている」

長野市は関係者を集めて定期的に会議を開き、誘客や会場運営について話し合っています。Bリーグは2026年に生まれ変わり、現在のB1に当たるBプレミアに参入するには、入場者数4000人以上や売り上げなど基準をクリアする必要があります。
空前のバスケ人気も後押しし、入場者数が徐々に増え、12月6試合の平均は5053人。特に女性が半数以上を占めています。

■長野市スポーツ課・松本幸雄さん
「一度見ていただいた方が2回、3回と観戦につながっていきながら、平均的な数字が上がっていくと良い」

ターゲットである若者・女性の入場者数を増やそうと、学生のチケットがお得になるカレッジデーの開催を検討しましたが、大学生は課題を指摘します。

■県立大学生
「(特典は)すごくお得に感じるんですけど、行ったことない人や興味が無い人にとってはお金を払って行くにはまだハードルが高い」

来月には平日に長野市内の小中学生を招待する「KIDSDREAMDAY」を企画し、31校5171人がアリーナで声援を送る予定です。17日は日本代表の河村選手率いる横浜ビー・コルセアーズとホワイトリングで対戦します。

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