50年後の横浜市、人口は2割減少 4人に1人が75歳以上…市が推計公表

横浜市内(資料写真)

 横浜市は11日、2020年の国勢調査の結果に基づき、50年後までの将来人口推計を発表した。人口は21年をピークに下降線をたどり、70年には2割減の301万人まで減少。およそ4人に1人が75歳以上となり、14歳以下は1割を切ると見通した。

 推計によると、市の人口曲線は21年の377万9851人を頂点に右肩下がりとなる。転入者数が転出者数を上回る社会増の状態が続くものの、死亡数が出生数を超過する自然減には届かず、34年には370万人の大台を割り込む。以降はおおむね5年ごとに10万人ずつ減少し、70年には301万2879人となる。

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