花園で笑顔の再会―。年末年始に行われた第103回全国高校ラグビー大会の会場(大阪・花園ラグビー場)で、ワセダクラブ北信越支部ラグビースクールOBで、北越のナンバー8国本康誠選手(3年、上越市立春日中出)とCTB(センター)の青木大和選手(3年、糸魚川中出)が6年ぶりに富山県のスクール卒業生(富山第一、京都工学院)の旧友と再会、友情が開花した。
2018年2月、東海・北陸代表として、小学校のラグビースクール全国大会「第10回リポビタンヒーローズカップ決勝大会」に、魚津・砺波・上越ワセダ合同チーム(富山県・新潟県)で参加。一緒に汗を流し、チームワークを磨いた。ワセダクラブ北信越支部ラグビースクールの鈴木順ヘッドコーチ(47、頸城区下中島)によると、小学生の全国大会に合同チームで参加することは当時珍しかったという。
今回の花園では、北越5―54明和県央(群馬)、富山第一(富山)12―72京都成章(京都)と敗れたが、旧友同士の久しぶりの再会に会話が弾み、笑みがこぼれた。
ワセダクラブでは北信越エリアのラグビー発展を2035年ビジョンとし、ジュニアチームの育成や課題である冬季練習方法の改善などに対応することとしている。今回出場したメンバーにも引き続き、互いのチームへの貢献に加え、北信越のラグビー発展のためにサポートを依頼している。