ユナイテッド指揮官がゴール&アシストなしのアントニーを語る 「ピッチ外の問題がプレーの妨げに」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がブラジル代表FWアントニーの調子に触れた。

ユナイテッド入り2年目のウィンガーは移籍初年度から公式戦44試合で8得点3アシストをマークしたが、今季はここまでの21試合でゴールどころか、アシストもなし。売りの右から中にカットインする形も読まれ始める。

数字としてもインパクトを欠く今季のアントニーだが、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、指揮官は「説明できる。至って単純明快だと思う。ピッチ外の問題がプレーを妨げている」と語った。

「(移籍)初年度は問題なく、プレシーズンもまったくもって問題なかった。開幕4試合に関しても非常に良かったよ。だが、離脱してから、そして復帰してからも、彼に期待するようなパフォーマンスを発揮できていない。もっとうまくやれるはずだ」

また、「キーとなるアクションやパス、そしてクロスやフィニッシュだったりの能力は非常に高いものがあり、そのレベルに戻るべき」としつつ、「プレミアリーグはより難しい。その影響はある。対処しないと」とも話した。

今季当初のアントニーは元恋人へのDV疑惑が浮かび、チームからの一時離脱も。ユナイテッドではマーカス・ラッシュフォードが精細を欠き、アントニーもその1人に数えられるが、残るシーズンで復調なるか。

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