市議の森島氏が出馬表明 4月7日投開票の矢板市長選

任期満了に伴い4月に行われる矢板市長選挙で、市議会議員の森島武芳氏・37歳が12日、会見を開き立候補を表明しました。

森島氏は矢板中学校から宇都宮高校に進み、筑波大学大学院博士前期課程を修了。
人材業界大手のリクルートに勤務し組織のコンサルタント業務や新規事業の開発などに携わってきました。

その後、去年4月の市議会議員選挙で、矢板市としてはこれまでの最多得票となる2,764票を獲得してトップで初当選しました。

森島氏は出馬の理由について「矢板に戻るたびに暗さを感じ、いま一度、光を灯したいと思った」と述べました。

また、近隣のさくら市や那須塩原市に転入者が増えている一方で、矢板市は転出者が増えていることなどから人口減少が進む現状を指摘し雇用を増やし、強い地域経済を目指すとしています。

具体的な個別の政策は後日、改めて公表するとともに、選挙は「市民党」の立場で戦うとしています。矢板市長選挙にはこれまで現職の齋藤淳一郎氏・51歳が出馬を表明していて、選挙まで3カ月を切る中、選挙戦が確実となりました。

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