【速報】松山英樹「66」で最終日ホールアウト 優勝争いは混戦

松山英樹は今週の自己ベスト「66」でホールアウト(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(14日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

2022年大会覇者の松山英樹は50位からスタート。5バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算9アンダーに伸ばして4日間を終えた。ホールアウト時点で30位前後に順位を上げている。

松山はティショットを左に曲げた前半14番でボギーが先行したが、1.5mのチャンスにつけた15番から2連続バーディ。18番(パー5)でも1つ伸ばして後半へ折り返すと、6番では124ydからピンの根本に絡めるイーグル寸前の一打で4つ目を奪った。

首位に3打差から出た蝉川泰果は11ホールを終えて1つ落とし、首位に7打差の通算10アンダーで後半をプレー中。

久常涼は1イーグル5バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「68」と2つ伸ばし、通算9アンダーでホールアウト。桂川有人は12ホールを終えて通算イーブンパーとしている。

通算17アンダーの単独首位に、2013年大会覇者のラッセル・ヘンリーが立ち残り5ホール。2打差以内で5人が追う混戦が続いている。

蝉川泰果は前半2つ落とす 松山英樹は伸ばして終盤へ

蝉川泰果は2つ落としてラスト9ホールへ(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(14日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

首位に3打差でスタートした蝉川泰果がアウト前半で1バーディ、1ボギー1ダブルボギーと2つ落とし、首位に6打差の通算9アンダーでサンデーバックナインへ折り返した。

蝉川は2番で手痛いミスが重なった。フェアウェイからグリーン右のガードバンカーに入れると、3.5mから3パットを喫しダブルボギーが先行。グリーンを外した4番(パー3)もボギーでスコアを落とし、序盤で首位との差が開く苦しい展開となった。

7打差から出たルーキーの久常涼は出入りの激しい内容ながらも15ホールを終えて1つ伸ばし、通算8アンダーで終盤に入った。

50位スタートの松山英樹は15ホールを終えて3つ伸ばし、久常と同じ通算8アンダー。桂川有人は9ホールを終えて通算2オーバー。

首位は12ホールを終えて通算15アンダーのカール・ヤン(中国)。1打差でアン・ビョンフン(韓国)、ラッセル・ヘンリーら5人が追う混戦となっている。

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