15人が犠牲に 軽井沢スキーバス事故から8年「安全・安心なバスの運行を」…遺族会・田原代表らが慰霊 【長野・軽井沢町】

遺族会の田原代表(軽井沢町)

15人が死亡した軽井沢町のスキーバス転落事故から8年を迎え、現場には朝から遺族などが慰霊に訪れています。

次男の寛さん(当時19)を亡くした遺族会代表の田原義則さんは、15日午前10時に慰霊碑に花を手向け、手を合わせました。

■遺族会代表・田原義則さん「節目で思い出してもらうようなことが再発防止にもつながるし、安全・安心なバスの運行にもつながるかなと思って」

2016年1月15日、軽井沢町の国道でスキーツアーバスが道路脇に転落し、大学生など15人が死亡、26人が重軽傷を負いました。長野地裁は去年6月、バス会社の社長と当時の運行管理者に業務上過失致死傷の罪で実刑判決を言い渡し、被告2人はいずれも控訴しています。

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