台風など大規模災害に備え 災害対策本部 運営訓練/千葉県富里市

台風など大規模災害に備え 災害対策本部 運営訓練/千葉県富里市

 台風など大規模災害の発生に備え、千葉県富里市で1月15日、災害対策本部の運営訓練が行われ、初動対応の手順などが確認されました。

 訓練は、大型台風の接近により大雨特別警報が発令されるとの想定で行われ、富里市の五十嵐博文市長をはじめ各部の幹部職員などが参加しました。

 市役所に設置された災害対策本部では、人的被害や住宅への影響、それに停電が発生しているかなど、被害状況の報告手順が確認されました。

 また、災害時における各部署の役割分担や災害対策本部の設置基準など、市の地域防災計画の習熟も図られました。

 富里市では毎年、防災技術の向上などを目的に市の職員を対象にした避難所の運営などの災害対応訓練を行っていますが、災害対策本部の運営の訓練は、今回が初めてだということです。

富里市 五十嵐 博文市長
「想定以上の被害がいまは本当に出てきているので、行政そのものが機能できない可能性もある。いろいろな想定をしながら、訓練をもっと深くやっていかないといけないと思う」

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