長野風花はリバプールの象徴!公式が街の名所とともに加入日を回想

リバプールのMF長野風花(中央)[写真:Getty Images]

リバプールにおける、なでしこジャパンMF長野風花の存在感がうかがい知れるというものだ。
【写真】街の象徴とともに加入日が再紹介された長野風花

長野は2023年1月14日に、アメリカはナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のノースカロライナ・カレッジからリバプールへ完全移籍で加わった。

即座に定位置をつかみ、昨季はFA女子スーパーリーグ(FAWSL)など公式戦13試合に出場。今季もリーグ戦は10試合にフル出場と、中盤の底でビルドアップの中心となっている。

リバプール女子の公式X(旧:ツイッター)は2024年同日にも「OnThisDay」と題して加入を振り返り、「私たちの日本人スカウサー(リバプール住民の意)、去年のこの日、長野は赤に染まった」と、リバプールの各シンボルと長野の写真を掛け合わせて紹介した。これに対し、長野自身も「レッズはスペシャル!」とのリプライを残している。

契約日を振り返るという稀有な例は、チームでの存在感が際立ち、周囲からも愛されていることの証明だろう。14日に行われた女子FAカップ4回戦、ブリストル・シティ戦でも先発フル出場し、1-0の勝利に貢献。リバプールは数的不利に陥りながらも、次のステージへ駒を進めた。

男子チームでは日本代表MF遠藤航が、レッズの中盤で存在感を示しているが、女子チームの中盤でも、なでしこジャパンの10番が負けず劣らずの輝きを放っている。

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