大雪の原因は高い海面水温

今季は暖冬傾向で日本海の海面水温も高く、上空に少し寒気が入るだけで雪雲の発達しやすい状況が続いています。
きょうは強い冬型の気圧配置で、北陸など日本海側は夕方にかけて大雪の続くおそれがあります。吹雪く所もありますので交通への影響や、被災地では建物の倒壊などに警戒が必要です。太平洋側は冬晴れとなるでしょう。
予想最高気温は全国的にきのうより低く、今季最も気温が上がらず昼間も今シーズン一番の寒さとなる所があるでしょう。強い北風の影響で、実際の気温よりさらに寒く感じられそうです。
あすは広い範囲で晴れて、被災地周辺でも晴れ間があり日差しにホッとできそうです。

気象予報士・益山 美保

画像について:15日午後9時の天気図と衛星画像。

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