サッカーJFLのヴェルスパ大分は15日、別府市の実相寺人工芝グラウンドで今季最初の全体練習に取り組んだ。4季目を迎えた山橋貴史監督の下、J3昇格に再挑戦するシーズンが始まった。
選手28人が参加。ミーティングの後、パス練習やミニゲームで汗を流し、最後は走り込みのメニューをこなすなど、初日から強度が高いトレーニングに取り組んだ。
昨季はリーグ序盤で4連勝を飾り、一時は首位に立ったものの6位で終えた。チームは昨季限りで13人が退団し、新たに12人が加わった。J2千葉から10年ぶりにチームに復帰したMF福満隆貴を中心に、「攻守のバランスが取れた補強ができた」(山橋監督)。念願のJFL優勝とJ3昇格を達成するため、勝ち点60と1試合平均2得点を狙うという。
在籍12年目のGK姫野昂志は「毎試合、勝負強さを発揮したい」と強調。福満は「早くチームに溶け込み、開幕からエンジン全開で戦えるよう準備していきたい」と決意を新たにした。