17日(水)朝は北陸で厳しい冷え込み 輪島は-3℃予想 能登などに「低温注意報」も

低温注意報(北陸)(ウェザーマップ)

 日本海側の雪の範囲は次第に狭くなり、今夜以降は北陸でも晴れる所が多い見通し。ただ、あす17日(水)朝にかけては各地で気温が下がり、北陸は今季一番の冷え込みとなる所もありそうだ。石川県の能登や富山県に「低温注意報」が発表されているため、部屋の温度管理などに十分な注意が必要となる。

冷え込み強まる

時系列予報(輪島)(ウェザーマップ)

 強い寒気の影響で、きょう(火)の北陸は寒い状態が続いた。午後4時半までの最高気温は、新潟と富山で2.3℃、伏木(富山)2.4℃、輪島3.6℃、金沢4.1℃など、平年を3℃前後下回った。今夜以降は晴れる地域が多いが、そのぶん北陸の各地は強い冷え込みが予想される。あす(水)朝は輪島で-3℃と、この冬以降最も気温が下がる見込み。

時系列予報(北陸)(ウェザーマップ)

<17日(水)の予想最低気温(北陸)>
 -4℃ 富山、高田(新潟)
 -3℃ 輪島、伏木(富山)、福井
 -1℃ 金沢、長岡(新潟)

17日(水)夜遅くの天気分布(ウェザーマップ)

 あす(水)日中は晴れ間があるため、北陸はきょうより気温が大幅に高くなりそうだ。石川県は加賀、能登ともに最高気温が10℃近くまで上がり、昼間に関しては寒さがいった和らぐ見通し。ただ、夕方以降は早くも雲が広がり、夜遅くには能登から次第に雨の範囲が広がってきそうだ。

(気象予報士・高橋和也)

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