正しいお金の知識を 足利銀行が高校生に金融教育

 お金の正しい知識を身につけてもらおうと、下野市にある高校で1月16日に金融に関する授業が行われました。

 成人年齢の引き下げに伴う金融トラブルの予防などを目的に、昨年度(2022年度)から高校の家庭科で金融教育が必修化されました。

 これに合わせ、石橋高校では去年(2023年)から足利銀行から講師を招いて授業を行っています。16日は、1年生の1クラス39人が授業を受けました。

 講師は、近年の物価の上昇や、投資信託や株式などの金融商品の特性について身近な例を挙げて解説しました。足利銀行ではこれまでも、大人を対象としたセミナーなどを開いていましたが、去年からは高校生向けの授業も行っています。高校生に対しては大人向けのものよりもお金に関する基礎的な知識をより深められる内容になっているということです。

 参加した生徒たちは身近なお金の話に熱心に耳を傾けていました。

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